小説 あなたと夜と音楽と 24
「 カギなら開けたよ。アンタのタイミングで入りな 」
「 どこでもドアみたいなものかな? 」
もう返事はなかった。面白いと思ったのに。
ドアを開けると、そこはエレベーターの中だった。
ボタンがデタラメに並んでいる。3、27、28、39、58、73、96、108、145、327。
ボタンの横に小さな字で( 死んでるみたいに生きたくない )と書かれていた。何かの歌詞だろうか。
「 カギなら開けたよ。アンタのタイミングで入りな 」
「 どこでもドアみたいなものかな? 」
もう返事はなかった。面白いと思ったのに。
ドアを開けると、そこはエレベーターの中だった。
ボタンがデタラメに並んでいる。3、27、28、39、58、73、96、108、145、327。
ボタンの横に小さな字で( 死んでるみたいに生きたくない )と書かれていた。何かの歌詞だろうか。