小説 aim 63 ー那須
「 なぁ、あの主人公みたいに私が人の心を殺せるとしたら、お前はどう想う? 」と那須は言う。
「 仮に君が人の心を殺せたとする。その上、君は連続殺人鬼で、女風呂に隠しカメラをセットする変質者だったとする。 そんな事は、僕は知らないし、1ミリも関係ないんだ。君は、僕の数少ない大切な友達の1人なんだよ 」と佐藤は言う。
だから、と佐藤は続ける。
「 友達である、僕に嘘はつかないで欲しい。本当の事は話さなくていい。意味は解るよね? 」
「 なぁ、あの主人公みたいに私が人の心を殺せるとしたら、お前はどう想う? 」と那須は言う。
「 仮に君が人の心を殺せたとする。その上、君は連続殺人鬼で、女風呂に隠しカメラをセットする変質者だったとする。 そんな事は、僕は知らないし、1ミリも関係ないんだ。君は、僕の数少ない大切な友達の1人なんだよ 」と佐藤は言う。
だから、と佐藤は続ける。
「 友達である、僕に嘘はつかないで欲しい。本当の事は話さなくていい。意味は解るよね? 」