小説 aim 116 ー長尾
君が産まれたあの日を
僕はずっと忘れない
君が産まれたあの日は
世界が輝いていた
僕が産まれたあの日に
戻れるなら伝えたい
産まれてきた喜びを
ありがとうって伝えたい
それは命と命を繋ぐリレーの様で
僕から君へと
君からあなたへと
「 ありがとう 」と「 ごめんね 」が
多ければ多いほど
君はもっと強くなれる
君はもっと優しくもなれる
君が産まれたあの日を
僕達は覚えている
君が生きている今も
世界は輝いている
相変わらず輝いている
世界は輝いている