素敵な図書館

毎週土曜、夜11時に僕、佐藤が自作小説をアップしていくブログです。コーヒー、あるいはお酒を飲みながら訪問していただけたら嬉しいです

小説 aim 111 ー八田

「 信晴さんの言った通り、配達ルートは変えてもらいましたよ 」と八田は言う。

「 ありがとうございます。助かります 」と信晴は言う。

「 でも大丈夫ですかね?この計画。上手く行くかな 」

「 大丈夫です。途中でトラブルがあっても帳尻が合う様に組んでます 」

「 信晴さんのお願いだったらなんでも聞きますよ。信晴さんが居なかったら俺は殺されていたんですから 」

八田は3年前、信晴の組織《 aim 》に助けられて新しい人生をスタートした。

「 人殺し以外なら、なんでもします」と八田は言う。