2015-09-12 小説 aim 84 ー佐々木 佐々木の父親の友人が、うちの図書館でボクの助手をしないかい?と言った。 その図書館は、全ての本のコーナーで実際に体験できる仕組みになっている。 例えば、ジャズレーベル、ブルーノートの本の隣には、ブルーノートの最新作まで視聴、購入が出来る。 楽器まで置いてあり、自分で演奏が出来る。 気に入った者同士でセッションができるスタジオもあり、楽器を習う教室もある。 アンプやスピーカー、楽器も購入出来る。 佐々木は、素直に面白いと想った。 誘われた翌日には、図書館の館長、真下の助手になっていた。