小説 aim 71 ー常盤
「 結局、その人は入院していなかったんです。いや、そんな事言われても困ります。騙してる様に想えなかったんですよ?その時、たまたま八田から電話があてケーキ屋に向かったんです。誰だって俺と同じ行動をしますよ。え?警察に電話するのが当たり前? 」
常盤は首を横に降る。
困った人を助けようと思い動いた結果が、こっちが困ってしまった。
「 お客さん、疲れてますね。何かあったんですか? 」とタクシーの運転手は言った。
「 結局、その人は入院していなかったんです。いや、そんな事言われても困ります。騙してる様に想えなかったんですよ?その時、たまたま八田から電話があてケーキ屋に向かったんです。誰だって俺と同じ行動をしますよ。え?警察に電話するのが当たり前? 」
常盤は首を横に降る。
困った人を助けようと思い動いた結果が、こっちが困ってしまった。
「 お客さん、疲れてますね。何かあったんですか? 」とタクシーの運転手は言った。