2015-08-20 小説 aim 61 ー那須 佐藤は、小学校からの友達だった。 「 今は、何をしている? 」と那須は言う。 「 最近まで、図書館の館長をやっていたけど、今は温泉巡りをしている。時々、小説を書いている 」佐藤は言う。 「 相変わらず肩の力を抜いた生き方だな。お前が羨ましい 」 「 小説家の君の意見が聞きたい。電子書籍をどう想う? 」と佐藤は言う。 「 あれは凄い。たった1台で何冊も持ち歩ける。旅行にだってぴったりだ。昔は、そんなこと考えれなかった。息子の信晴が持っている。時々、使う 」と那須は言う。