素敵な図書館

毎週土曜、夜11時に僕、佐藤が自作小説をアップしていくブログです。コーヒー、あるいはお酒を飲みながら訪問していただけたら嬉しいです

小説 aim 61 ー那須

佐藤は、小学校からの友達だった。

「 今は、何をしている? 」と那須は言う。

「 最近まで、図書館の館長をやっていたけど、今は温泉巡りをしている。時々、小説を書いている 」佐藤は言う。

「 相変わらず肩の力を抜いた生き方だな。お前が羨ましい 」

「 小説家の君の意見が聞きたい。電子書籍をどう想う? 」と佐藤は言う。

「 あれは凄い。たった1台で何冊も持ち歩ける。旅行にだってぴったりだ。昔は、そんなこと考えれなかった。息子の信晴が持っている。時々、使う 」と那須は言う。