素敵な図書館

毎週土曜、夜11時に僕、佐藤が自作小説をアップしていくブログです。コーヒー、あるいはお酒を飲みながら訪問していただけたら嬉しいです

小説 番人 19

「 西嶋さん、よく意味が分からないんですが 」

「 私は、この家でその気配を感じています。でも感じるだけです。見た事はありません。それは一人の時もあるし、何十人の時もあります。今の所、私を攻撃して傷付けたりする様な事はありません 」と西嶋は言った。

もう、僕たちは縁側に座り日々の出来事を話す事は無いだろうと、僕は想った。