2015-06-14 小説 番人 19 「 西嶋さん、よく意味が分からないんですが 」 「 私は、この家でその気配を感じています。でも感じるだけです。見た事はありません。それは一人の時もあるし、何十人の時もあります。今の所、私を攻撃して傷付けたりする様な事はありません 」と西嶋は言った。 もう、僕たちは縁側に座り日々の出来事を話す事は無いだろうと、僕は想った。